BMC パスワードをリセットする方法
この記事では、ipmitool を使用して BMC パスワードをリセットする方法を説明します。ネットワーク経由で BMC にアクセスできる場合のリモートリセットと、BMC パスワードが不明または紛失している場合のローカルリセットの両方を扱います。
概要
BMC パスワードのリセットには、次の 2 つのシナリオがあります。
- リモートリセット — 有効な BMC の認証情報とネットワークアクセスがまだある場合。LAN 経由で
ipmitoolを使用し、リモートでパスワードリセットをトリガーします。 - ローカルリセット — BMC パスワードが不明または紛失している場合。認証情報なしでリセットするには、ローカルホスト上で直接(in-band で)
ipmitoolを実行する必要があります。
注意: どちらの方法でリセットしても、BMC は自動的に再起動します。再起動後は BMC のデフォルトパスワード でログインする必要があります。
事前準備
| 項目 | 要件 |
|---|---|
| ツール | ipmitool がインストールされていること |
| リモートリセット | BMC IP へのネットワークアクセスと有効な認証情報 |
| ローカルリセット | サーバー OS への物理アクセスまたはコンソールアクセス |
シナリオ 1:リモートリセット
有効な BMC の認証情報とネットワークアクセスがまだある場合に、この方法を使用します。
コマンド
ipmitool -H {BMC_IP} -U {BMC_username} -P {BMC_password} raw 0x32 0x66
{BMC_IP}、{BMC_username}、{BMC_password} を実際の値に置き換えてください。
例
ipmitool -H 192.168.1.100 -U admin -P current_password raw 0x32 0x66
結果
BMC が自動的に再起動します。再起動後、BMC のデフォルトパスワード を使用してログインしてください。
シナリオ 2:ローカルリセット(パスワード紛失時)
BMC パスワードが不明または紛失しており、リモートアクセスが利用できない場合に、この方法を使用します。
コマンド
サーバー上で直接、次のコマンドを実行します(in-band 方式のため、IP や認証情報は不要です)。
ipmitool raw 0x32 0x66
結果
BMC が自動的に再起動します。再起動後、BMC のデフォルトパスワード を使用してログインしてください。
リセット後の手順
BMC が再起動したら、出荷時のデフォルト認証情報でログインしてください。デフォルトのユーザー名とパスワードは、通常サーバーのサービスラベルに記載されているか、プラットフォームのハードウェアガイドに記載されています。
デフォルトの認証情報でログインした後は、すぐに BMC のパスワードを変更することをお勧めします。