B8056 の稼働時間 (Power-On Hours) をリセットする方法
この記事では、B8056 プラットフォームの Power-On Hours (POH) カウンターをリセットする方法を説明します。POH の値は、内部で ipmitool コマンドを BMC に送信するラッパースクリプトを Linux ホスト上で実行することでクリアできます。
概要
B8056 の Power-On Hours カウンターは、内部で ipmitool を呼び出す Linux シェルスクリプトを使ってリセットできます。ボード交換後やバーンインテストの後、あるいは出荷前・再稼働前に累積した POH 値をクリアする必要がある場面で役立ちます。

前提条件
| 項目 | 要件 |
|---|---|
| ツール | 8056_clear_poh.sh スクリプト(ipmitool のラッパー) |
| ネットワーク | BMC の IP アドレスに到達できること |
| 認証情報 | 有効な BMC ユーザー名とパスワード |
| 実行環境 | ipmitool がインストールされた Linux ホスト |
手順
コマンド
Linux 環境でスクリプトを実行し、BMC のユーザー名、パスワード、IP アドレスを引数として渡します。
./8056_clear_poh.sh {BMC_username} {BMC_password} {BMC_IP_Address}
{BMC_username}、{BMC_password}、{BMC_IP_Address} は対象システムの実際の値に置き換えてください。
実行例
$ ./8056_clear_poh.sh root tyan@123 10.99.238.73

結果
スクリプトの実行が完了すると、Power-On Hours カウンターがクリアされ、再取得時にはリセットされた状態として表示されます。

リセット後
システムを稼働に戻す前に、BMC の Web GUI または ipmitool から POH の値がゼロ(または想定どおりの基準値)になっていることを確認してください。
注意: この操作は累積された Power-On Hours カウンターのみをクリアするものであり、BMC のネットワーク設定、ユーザーアカウント、その他のセンサーログには影響しません。